花の公園、木曽三川公園へツーリング
国営木曽三川公園は、岐阜・愛知・三重の3県にまたがる都市公園で、昭和62年オープンしました。
木曽三川（木曽川・長良川・揖斐川）沿いに拠点が点在し、下流部にある木曽三川公園センターには、高さ65ｍの「展望タワー」、木曽三川の歴史自然を紹介する「水と緑の館」、輪中地帯の独特の建物「水屋」や子供たちに人気の木製遊具、芝生広場などがあります。
冬場でもバイクは比較的多い公園です
公園は岐阜県と愛知県と三重県が交差する場所で、岐阜県でも南に位置し冬でも雪が少ない場所なので、冬場でも比較的バイクで訪れる人の姿を見ます。
公園のシンボルともいえる展望タワーを昇るには有料となりますが、公園全体にチューリップが咲いていれば展望台から見る景色は素晴らしいでしょう。
冬場には大規模なイルミネーションが始まり、“花の公園”とはまた違った魅力ある公園と変わります。
春のチューリップ祭りがすごい！
公園北ゾーンにはすごく大きな広場があり、春には色とりどりのチューリップが咲き大勢の人が訪れ人気のスポット。
色鮮やかな簡易テントが並び、さらに奥にはジャングルジムや小さいお子さんが喜ぶパンダなどの乗り物があるので、家族連れも多いです。
展望タワー前にも季節によって色々な花が楽しめます。
タワー展望室からは三川が一望！
高さ65mの展望タワーは一階部分は三川の歴史自然を紹介する「水と緑の館」となっており、この地域のさまざまな展示物を見ることができます。
ここからエレベーターに乗り展望タワー最上階へ行くと、展望室からは三川の雄大な眺めや輪中地帯独特の景観が一望できます。
向かって左から木曽川、長良川、揖斐川と三川が伊勢湾に向かって流れていく姿は圧巻の一言。
天気が良ければ、北は岐阜城や御嶽山、南は伊勢湾が一望できます。
ちなみに真下に見える長良川岸沿いにある専用駐車場は無料となっています。
木曽三川公園、バイクの駐車場
公園の駐車場は幾つかありますがどこも無料となっており、特に長良川の河岸には広い駐車場も設けられています。
バイクの場合、基本どこでも止めることは可能ですが、公園入口のスペースが近くて信号待ちを気にしなくてよいので、ここに駐車する場合が多いようです。
まとめ
公園の脇を通る川沿い（長良川）の堤防は快走路となっていてバイクツーリングでも人気の高い道。
三重県や愛知県へのアクセスも良く休憩するには最適ですが、周辺は大型車の通行料も多く、冬場は風の影響が大きくなるので、走行時は注意が必要な道路でもあります。
公園のすぐ隣には、かつて薩摩藩家老の平田靱負と薩摩藩士が三川分流の治水工事に尽力し、多くの功績を讃え、また、多くの犠牲となった藩士達を慰霊するために建てられた治水神社もあるので、併せて訪れてみることをおすすめします。
木曽三川公園へのアクセス
高速道路を利用の場合は、東名阪自動車道の弥冨ICと桑名東ICからともに約15分ほど。
関連ページ
- 高原に咲く花と景観を楽しむ「ひるがの高原 牧歌の里」
- 郡上市にある「ひるがの高原 牧歌の里」は、大自然の中、花や動物との触れ合いが楽しめる所となっている。ツーリングとしても有名なひるがの高原にありおすすめの場所です。
- 遊覧船から恵那峡を観光！恵那峡さざなみ公園
- 恵那峡さざなみ公園は、大井ダムでできた湖と、もともとあった自然が見事にマッチした自然公園。桜の花見や紅葉の名所でもあり、ダム湖を運航する遊覧船の水上から見る恵那峡の景色は最高の観光スポットで、ツーリングの立ち寄りスポットとしても人気があります。
- ぎふ清流里山公園（旧・日本昭和村）
- 岐阜県美濃加茂市にある「ぎふ清流里山公園」は、2018年4月に日本昭和村から新しく変わった公園となります。入場無料となった現在でも、日本昭和村にあった懐かしい建物や雰囲気はそのまま受け継がれ、そば打ちやキャンドル作り体験コーナーをはじめ、ゴーカードやアーチェリーなどのアトラクション、動物とふれあえるエリアなど一日を通して楽しめる公園となっています。
- 古城山千本桜が美しい！桜の名所「蘭丸ふる里の森」
- 岐阜県可児市兼山にある「蘭丸ふる里の森」は、国史跡美濃金山城跡の麓に広がる公園です。織田信長に仕えた森蘭丸の名から取られた公園では、バーベキュー広場をはじめ、芝生広場や蘭丸広場などがあり、古城山千本桜は桜の名所として毎年多くの人で賑わいます。
- 世界最大級のバラ園が美しい！花フェスタ記念公園
- バイクツーリングで気軽に行ける花フェスタ記念公園の情報をご紹介！世界中のバラが咲き乱れる花の楽園、バイクでお出かけの際は、花フェスタ記念公園に訪れてみてください！
- ツーリングの休憩は【岐阜県百年公園】で！
- 岐阜県関市にある岐阜百年公園は1971年（昭和46年）に県設置100年の記念として開園した敷地面積100haの公園です。四季折々の花が楽しめ、岐阜県博物館の見学をはじめ、ウォーキングやサイクリングコース、バーベーキューなども楽しめる家族連れに人気の公園となっています。
- 桜並木をバイクで走り抜ける【寺尾ヶ原千本桜公園】
- 岐阜県関市にある寺尾ヶ原千本桜公園はバイクツーリングで桜並木を楽しめる花見スポットです。約2000本の桜のトンネルをバイクで走り抜ける気分は最高！屋台も団子や田楽はもちろん、この時期旬の山菜ごはんなども楽しめる花見の名所となっています。
- 多種多様な梅の花が楽しめる【安八百梅園】
- 岐阜県安八町にある安八百梅園では、100種以上、1200本以上の梅の花が楽しめる公園です。梅の種類が豊富なため、見ごろは2月中旬頃から4月上旬頃までと長く見られるのも特徴の一つ。見ごろを迎える最盛期には「梅まつり」が毎年行われ、新鮮野菜や特産品の販売、盆梅展などのイベントも開催されます。
- 「君が代」の歌詞の由来として有名！「さざれ石公園」
- 岐阜県揖斐川町にある「さざれ石公園」は、日本の国歌「君が代」の歌詞の由来となったといわれる「さざれ石」が見学できる公園です。たくさんの小さな石が寄り集まり、苔や小さな木などの命を育みながら大きな石となっているその姿を見れば、素直に感動を覚えます。
- アニメ「聲の形」にも登場！養老天命反転地
- 養老天命反転地は、美術家の荒川修作氏と、パートナーで詩人のマドリン・ギンズ氏によって制作された体験型アート作品が集まる場所です。人気アニメ「聲の形」にも登場し、最近では聖地巡礼で訪れる人も多い人気のテーマパークとなっています。
- 桜と紅葉とアニメの観光名所！養老公園
- 養老公園は、まんが日本昔ばなしでも出てきた「養老の滝」を中心とした岐阜県養老町にある都市公園です。アニメ「聲の形」にも登場した養老公園は、桜や紅葉の観光スポットとしても人気があり、近年ではアニメの聖地巡礼で多くのファンが訪れる魅力ある公園です。
- 岐阜のミニ遊園地？岐阜ファミリーパーク
- 岐阜ファミリーパークは岐阜市郊外にあるスポーツ施設エリアと、家族で楽しめるミニ遊園地エリアが融合した広大な公園です。アスレチックやゴーカートなど子供も一日を通して楽しめる「こどもゾーン」では、休日になると大勢の人が訪れる人気のスポットとなっています。
- 金華山と長良川の膝元「岐阜公園」
- 周りに自然豊かな金華山と長良川に囲まれた岐阜市を代表する岐阜公園。春は桜の花見、秋は紅葉などが楽しめる市民の集いの場として昔から愛されている公園です。
