バイクツーリングで行く中山道（中仙道）馬篭宿

ここ馬籠宿（まごめじゅく）は、中山道43番目の宿となっており、馬籠峠を越えた長野県側の妻籠宿（長野県木曽郡）とともに人気があり、最近では特に多くの外国人観光客が訪れるようになった。

かつては馬篭宿も長野県木曽郡山口村でしたが、2005年2月の越県合併により山口村は岐阜県中津川市に編入されました。

1895年と1915年の火事によって、古い町並みは石畳と枡形以外はすべて消失したが、その後、復元されて今の姿となっている。

石畳坂道を登りきったところには見晴台（展望台）があり、広くて見晴がよく、ここから眺める恵那山は雄大。

石畳の敷かれた坂に沿う宿場町で、坂道の両側には宿の他にも地元特産品を扱ったお土産屋や五平餅、手焼きの煎餅など販売する売店などが並んでいる。

馬篭宿は島崎藤村が生まれた地で、石畳の坂道のほぼ中間地点には、旧本陣であった藤村記念館（島崎藤村生家跡）がある。代表作のひとつ「夜明け前」は、馬籠宿を舞台にした歴史小説とのことです。

宿屋やお店など、商いをしていない一般の家でも表札の他に当時の屋号をかけるなど、馬篭宿の景観全体に共存させているのが印象深い。

馬篭宿から馬籠峠を通って妻籠宿へ抜ける県道7号線は、バイクツーリングを楽しめる快走路となっている。馬篭・妻籠とセットで観光するのもいいものです。

馬籠宿のバイク駐車場は多数あり、そのほとんどが無料で提供されているが、基本、坂道を散策する馬篭宿は、上入口付近の駐車場と下入口付近の駐車場の2つに分かれる。町中を散策する際に、「行き、帰り」で坂道を「上るか、下るか」、の選択になるので、自分の好みで選択してください。

馬籠宿は観光客や住民の安全、石畳など文化財保護の観点から、10:00～16:00までは車両の通行止めを行っています。そのため駐車場からは少し歩いて、馬籠宿を見学するようになる。

上入口付近の駐車場は見晴台に近いので恵那山を一望できるなど景色も楽しめる。休日でも比較的空いているので、連休などで混雑している時にはおすすめ。

また、下入口駐車場付近は全体的に駐車スペースは広いので大型バイクやマスツーリングに最適。しかし、休日や連休など観光シーズンは大変混雑するので早めの到着が良いでしょう。

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