食べ歩きが楽しい！お千代保稲荷へツーリング
岐阜県海津市平田町にある「千代保稲荷神社（ちよぼいなりじんじゃ）」は、商売繁盛・家内安全の神様。
地元では「お千代保稲荷」（おちょぼいなり）と呼ばれることが多く、通称「おちょぼさん」として親しまれ、商売繁盛を願って地元はもちろん、県内外から多くの参拝客が訪れる神社です。
稲荷神社といえば全国的にも有名な「伏見稲荷」や「豊川稲荷」などが知られていますが、ここ千代保稲荷神社も年間の参拝客の数は250万人にも及び、決してひけをとりません。
参道には大小様々な飲食店やお土産店、屋台などが連なり、いつでもお祭りのような雰囲気が味わえます。
特に、毎月末日の夜から翌日1日の明け方にかけては、夜通しで「月並祭」という縁日が開催されることでも有名で、朝方まで営業しているお店も多く平日であっても大変な活気があります。
「おちょぼさん」の楽しみは食べ歩き！
「おちょぼさん」がある海津市周辺は木曽三川（長良川、木曽川、揖斐川）に近いため、昔から川魚漁が盛んな地域だったことから、参道でもウナギやナマズ、鯉、フナなどを提供するお店があり、普段食べる機会の少ない珍しさから大勢のお客さんで賑わいます。
他にも気軽に立ち寄れる屋台のような飲食店もたくさん並んでいて、立ち食いや食べ歩きが楽しめます。
中でも串カツは定番品で、店頭での立ち食いが醍醐味となっています。
商売繁盛の神様
「おちょぼさん」では、お供えとして稲藁で結んだ油揚げを稲荷神の御使いである狐に奉納します。
社殿の入口にはお供え用の油揚げとロウソクを販売している店があるので、そこで藁に通された三角の油揚げとロウソクを購入しましょう。
参拝者はこの油揚げをお供えして、商売繁盛や縁結び、合格祈願などのお願いごとをしましょう。
奉納台に油揚げがたくさん奉納されている様子は、他の神社ではなかなか見られない珍しい風景となっています。
もう一つ珍しいことといえば、「おちょぼさん」では「先祖の御霊を千代に保て」という教えより、おみくじは置かれていますが、境内にはお札やお守り等は一切出していないのが特徴となっています。
境内ではお札やお守り等は一切出していないため、門前町には縁起物を扱う店が多いです。
まとめ
商売繁盛の神様として昔から有名な「おちょぼさん」。
商売を営む人には比較的知られていて、大会社の社長さんも参拝に訪れるご利益のある稲荷神社です。
参道に広がる串カツをはじめとする屋台グルメも欠かせません。
海津市周辺地域のツーリングを楽しむ際は是非、おちょぼさんへ立ち寄って参拝と一緒に参道のグルメも味わってみてください。
お千代保稲荷へのアクセス
お千代保稲荷は揖斐川と長良川に囲まれた位置にあります。
揖斐川方面からは県道213号線を、長良川方面からは県道1号線を利用するのが一番わかりやすいです。
道中には案内看板もあるので迷うことはありません。
住所：岐阜県海津市平田町三郷1980
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