美濃金山城（兼山城）跡へ山城巡りツーリング
岐阜県可児市兼山に存在した「美濃金山城」は、別名に兼山城、鳥峰城、鳥ヶ峰城 城郭構造 梯郭式山城などを持つ日本の城（山城）でした。
天文6年(1537年)、齋藤道三の猶子、齋藤正義が烏峰城として築城したが、永禄8年（1565年）には織田信長の家臣、森可成が城主となり金山城と改称、その後は長可、蘭丸、忠政が城主となったが関ヶ原の戦いの後に廃城となりました。
城跡は石垣・瓦・建物礎石が残る織豊系城郭のモデルケースとして、続日本100名城に選出され2013年に国の史跡に指定されました。
美濃金山城跡へ目指すには、登山口横の駐車場を起点にして山道を徒歩で登って行く必要があります。
山頂までの道のりは比較的整備され登りやすいですが、粘土質のような土のため雨や雨上がりなどの湿った時期は滑りやすいので注意が必要です。
現在残っている本丸の南西隅に存在した二層の隅櫓は、南北に約9m、東西に約8mと6個の礎石が現存するのみとなっています。
駐車場登山口から約10分ほどで城跡に到着します。
金山城は古城山の山頂部に位置し、周囲は土塀に囲まれ、北側には天守、隣接して南東側に小天守、さらに小天守の南西側に袖櫓が隣接、中央部に本丸御殿、南西側に西南隅櫓を設けて兼山城の中枢となっていました。
現在、天守と本丸御殿の間に建物の礎石が見つかっていますが、今のところ詳細は不明とのことで、本丸の北西側には石碑が建てられています。
景色も楽しめます！
標高約277mの山頂にはベンチなどが設置され風景を楽しむこともできます。
時折涼しい風が吹く中、ベンチに座って暫くその風景を眺めていると、築城当時の状況が浮かんできそうな空気が流れてきます。
金山城跡の駐車場
登山口入り口には駐車場も整備されており、道路幅は狭いですが舗装もされておりバイクや車で行くことも可能です。
山頂の城跡までの登山道には自動販売機や売店、トイレなどはありませんので、事前に水分補給の準備やトイレを済ませておく事をお忘れなく。
トイレは駐車場横にあります。
美濃金山城へのアクセス
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