飛騨民俗村・飛騨の里へツーリング
飛騨民俗村・飛騨の里は、岐阜県高山市街から少し離れた郊外にある野外博物館。
ここでは世界遺産となった白川郷・五箇山の合掌造り集落でも見られる合掌造りの民家が移築され、飛騨の伝統産業（一位一刀彫、飛騨春慶塗、草木染めなど）の伝承や飛騨高山地方での暮らし、農機具などの展示保存がされています。
正確名称は、昭和34年（1959年）開館の飛騨民俗館と昭和46年（1971年）開館の飛騨の里を合わせた施設を合わせて「飛騨民俗村」といい、地図上でもこの名称で登録されています。
飛騨民俗村・飛騨の里では、御母衣ダム建設によって移築された合掌造りの民家など約30軒が移築されており、日本の里山をイメージした景色が広がっています。
民家内部は、当時の飛騨高山地方に住む人々の生活ぶりが忠実に再現されており、中に入って見学することも可能。
当時の人々の暮らしを伝える資料や、当時使われていた機織り機などの実演、展示品などを見ることができます。
飛騨地方の伝統産業でもある一位一刀彫（いちいいっとうほり）の実演を実際に見ることができます。
一位一刀彫とは、岐阜県飛騨地方で生産される木工品。
主な生産地は高山市、飛騨市、下呂市で飛騨一位一刀彫ともいわれ、仕上げは手彫りで行い彫り跡を残すというのが特徴となっています。
飛騨の里 お土産
飛騨民俗村・飛騨の里の施設内にはお土産店やレストランなど、食事処はありませんが、施設駐車場の前には大きなお土産店や食事処などが並んでいます。
飛騨高山地方のほとんどの名産品が手に入れることができるほか、飛騨地方を象徴する「さるぼぼ」や人気アニメ「君の名は」で出てきた「組み紐」などを実際に自分で手作りする体験コーナーもあります。
バイクの駐車場
移設入り口前には広い大きな駐車場が完備。
バイクの専用駐車場というのは特別見当たらなかったので、空いている車の駐車スペースに停めてもOKみたいです。
まとめ
かつて飛騨高山地域に沢山存在した合掌造りの家屋は現在、貴重な存在となっています。
飛騨民俗村・飛騨の里では、日本の故郷を思い出させる風景や歴史や伝統文化を今でも絶えさず伝えていますが、現在では外国の観光客の方が多いくらいになってしまいました。
高山方面へツーリングで訪れた際は、観光スポットでも人気のある高山市の古い町並みなども良いですが、こういう伝統文化が身近に楽しめ感じられる施設に立ち寄ってみるのもおすすめです。
- 住所：岐阜県高山市上岡本町1-590
- 電話：0577-34-4711
- 開館時間：8時30分～17時
- 入館料：大人700円、小人(小・中学生）200円
団体料金（20名以上）大人600円、小人150円
- 定休日：年中無休
飛騨民俗村・飛騨の里へのアクセス
国道41号線、上岡本町南交差点を国道158号線へ。200ｍほど進んで左折し道なりに直進（飛騨の里の大きな案内看板があります）
高速道路を利用の場合は、東海北陸自動車道から中部縦貫自動車道へ、高山西ＩＣを降りバイクで約15分ほど。
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