ユネスコ無形文化遺産に登録！「美濃紙」が学べる美濃和紙の里会館

岐阜県美濃市にある美濃和紙の里会館は、約1300年の伝統を持つ「美濃和紙」の詳しい歴史から製造工程の紹介、紙すき体験などができる博物館です。

「美濃紙」は2014年11月27日に「和紙 日本の手漉（てすき）和紙技術」として、「石州半紙」（島根県浜田市）、「細川紙」（埼玉県小川町、東秩父村）とともに、ユネスコの無形文化遺産登録として認定されました。

館内では階層ごとにそれぞれテーマが設定されていて、2階展示室では主に美濃和紙の歴史や技術、紙すきに使う道具などの紹介、ハイビジョンホールでは、和紙の原料や製作工程、用途などの紹介映像の上映、図書室では和紙に関する図書や美術工芸などの専門書が備えてあります。

また、全国各地の和紙との比較や美濃和紙で作った様々な生活用品などが展示されています。

実際に体験できる美濃紙の「紙すき体験コーナー」

こちらは地下一階にある紙すき体験コーナーの部屋。

広めの施設となっていますので家族連れや友達同士といった複数人でも気軽に体験できるようになっています。

美濃紙を使ったお土産品も充実

地下1階では紙すき体験コーナーの他にも美濃和紙の製品を販売する売店コーナーも充実。

この売店では美濃和紙で作られた封筒や色紙、手紙など様々な製品を購入することが出来ます。

まとめ

お土産としても人気の高い美濃紙の商品。ただ、やはり美濃紙の歴史を深く体験したいなら、実際に紙すき経験をしてみるのもおすすめです。

美濃和紙の里会館は「美濃市うだつの町並み」から少し離れた場所にありますが、市内を流れる長良川の支流、板取川に沿ってツーリングをすればすぐです。

道路も快走路が続くツーリングスポットなので、バイクの旅に組み入れてみれば、そこでしか体験できない伝統工芸品づくりは必ず美濃での思い出をより良いものにしてくれるはずです。

東海北陸自動車道・美濃ICを起点に、国道156号線から県道81号線を経由で約20分ほど。

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