バイクで行く！松尾芭蕉、奥の細道むすびの地

奥の細道むすびの地記念館は、江戸深川を出発した俳人、松尾芭蕉が奥州や北陸の名所旧跡を巡り、長い旅を終えた「奥の細道」紀行がここ岐阜県大垣市ということで建てられた施設。

1689年3月27日に江戸を出発した芭蕉は、東北や北陸地方をまわり、同年8月21日に大垣に到着となった。

約150日、5か月間の旅の道のりは、約2,400キロとなり、1日に30キロから40キロほど歩く日もあったそうで、この道のりをバイクツーリングでまわってみるのもおもしろそう。

松尾芭蕉は、正保元年（1644）、伊賀上野（現在の三重県伊賀市）の松尾与左衛門の次男として誕生。

幼いころから藤堂新七郎家へ奉公し、藤堂家の良忠（蝉吟）に近習役として仕えたが、主人の良忠が亡くなったことから藤堂家を去り江戸へと移った。

現在、記念館の周りには松尾芭蕉の像や俳句が刻まれた石碑などが設置され、また、俳句を気軽に楽しめるようにと俳句ポストなども設置されている。

記念館の周りは水路となっており、たらい舟に乗って遊覧観光もできる。桜が咲く時期は大勢の花見客で賑わう場所となっている。

館内では松尾芭蕉が歩いた旅の記録や、「奥の細道」の本文などをじっくりと読むことができるほか、映像を使った分かりやすい解説なども見ることができる。また、大垣市の特産品やお土産なども購入することも可能です。

奥の細道むすびの地記念館の前には大きな駐車場が整備されているので駐車に困ることはありません。

しかし、大垣城を訪れる観光客や花見の季節、大垣祭りなどイベントがある時は駐車場が満車となってしまうため早めの到着が望ましいです。

なお、料金は無料となっているので、その点の心配がないのがうれしい。

高速道路を利用する場合は、東海環状自動車道の大垣西ICから約10分、名神高速道路の大垣ICからは約20分ほどとなる。

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