もののけの世界!板取21世紀の森公園 杉株群

ジブリ映画「もののけ姫」の世界!板取21世紀の森公園 杉株群

板取 21世紀の森 杉株群の森へツーリング

板取21世紀の森

 

岐阜県関市板取地区(旧、板取村)にある「21世紀の森公園」内の遊歩道を山奥へと進むと、推定樹齢400年〜500年といわれる一本の幹が地上2〜6mの位置で複数に分かれている巨大な杉株群があります。

 

山全体では100株程が確認されており、1周30分程の散策路でも30株程の「株杉」が見学が可能です。

 

直径1m程の「杉の巨木」の上に6〜20本の杉が立つ姿は不思議であり幻想的でもあり、ジブリ映画「もののけ姫」の世界に入り込んだような気分になります。

 

板取あじさい祭り

 

地元住民の行事やスポーツ施設としても活用される21世紀の森公園から杉株群へと繋がる歩道の周りは、アジサイの花が咲き乱れることでも有名で、毎年6月にはこの場所で「あじさい祭り」が開催されます。

 

21世紀の森 杉株の森

21世紀の森 杉株の成長

 

公園から杉株群の入り口までの道路は舗装もされており歩きやすいが、杉株群がある山中の山道はある程度整備はされていますが、滑りやすくなっている個所もあるので、できるだけシッカリした歩きやすい靴がおすすめ。

 

入り口にある案内看板を見ると、杉株の種類もいろいろなパターンがあることがわかる。

 

1本の株が地上2〜6mの位置で複数に枝分かれし、多いものでは20本以上の幹が伸びるその姿を実際に見ると圧倒されます。

 

板取 21世紀の森

 

現地にある大型の株杉はすべて部分的に腐朽が進行しており、株の伐採許可も得にくいため直接樹齢を測定することが難しく、また、詳しい古文書等も見つかっていないことから、樹齢ははっきりとは判別していないとの事です。

 

しかし、林の中にある腐朽株および製材品について年齢を調べたところ、大部分の株は樹齢500年近いと考えられ、これらが天然杉であることが判明した。

 

この不思議な杉株がこの山中の至る所で見られ、その幻想的な雰囲気から2016年には野村證券がこの株杉を背景としたテレビコマーシャルが放送されました。

 

板取21世紀の森公園

 

ここ板取地区は、SNSなどで話題にもなった「名もなき池」(通称モネの池)が観光スポットの中心となっており、こちらの杉株群はあまり知られていないのか観光客も少なめ。

 

近くには紅葉スポットの川浦渓谷板取川温泉もあるので、あじさいロードをツーリングで訪れるなら是非立ち寄ってみてください。

板取 21世紀の森 杉株群の森へのアクセス

岐阜方面からは国道256号線(あじさい街道)〜県道52号線(あじさい街道)を道なりに北上し板取方面へ。

 

郡上方面からは国道256号線タラガトンネルを抜け右折、県道52号線(あじさいロード)を道なりに北上。

 

杉株群入り口までは道路も整備されているが、駐車場が無いうえ、観光で訪れる人も歩いているので、21世紀の森公園に駐車し、ここから歩いて行くことをおすすめします。

 

特にあじさいが咲く季節は多くの人が訪れるので、無理に進まず周りに咲き乱れるあじさいを見ながらゆっくり向かうのがベストです。

 


 


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