岐阜県の山中に広がる「天空の茶畑」

岐阜県版のマチュ・ピチュ!【天空の茶畑】

岐阜県のマチュ・ピチュ?「天空の茶畑」へツーリング

天空の茶畑

 

空中に浮かんでいるような風景で世界的にも有名な15世紀インカ帝国の遺跡でありるマチュ・ピチュ。

 

少し大げさではありますが、そんなマチュ・ピチュに近い光景が岐阜県にもあるのをご存知でしょうか。

 

岐阜県揖斐郡揖斐川町春日六合地区(旧・揖斐郡春日村)の山中にある茶畑が、「天空の茶畑」と呼ばれ、数年前からSNSなどでは「日本のマチュ・ピチュ」と話題の観光スポットになっています。

天空の茶畑

 

天空の茶畑を眺めるためには、駐車場を起点にして山道を徒歩で登って行く必要があります。

 

山頂へ続く遊歩道には案内看板も多く設置されているので迷うことはありません。

 

なお、道中には自動販売機や売店、トイレなどはありませんので、駐車場横にある売店などで水分補給の準備やトイレを済ませておく事をお忘れなく。

遊歩道入り口の売店隣にはトイレが設置してあります。

 

また、地元のボランティアの方が山頂までの道や撮影スポットが書かれた手作りの地図を無料で配布しています。

天空の茶畑

天空の茶畑

 

地元のボランティアの人々が整備して登りやすい登山道となりましたが、ご覧のとおり、所々勾配のきつい区間があります。

 

ツーリングブーツなどは動きにくい上、痛くなるかもしれませんので、シューズタイプなど歩きやすい装備がおすすめです。

 

天空の茶畑

 

駐車場から約20分ほどで撮影ポイントでもある目的地に到着します。

 

標高は約440m、周りは山や深い谷に囲まれており、マチュ・ピチュのような景色が広がります。

 

本家のマチュ・ピチュのように建物遺跡はありませんが、その分、茶畑がいい雰囲気を出しているので、まさに日本のマチュ・ピチュといえるでしょう。

 

標高が高いためか夏でも時折、涼しい風が吹き、腰を下ろし暫くその風景を眺めていると、暑い夏でも高いところまで登ってきた苦労が報われる瞬間です。

 

天空の茶畑からのおもてなしとお土産

天空の茶畑

 

駐車場横にある売店では、お茶の販売もしていますのでお土産にはおすすめ。

 

この辺りの茶畑は、標高が高いため害虫がつきにくく、寒暖差が大きいことと霧が多く発生する土地柄であることから、品種改良をしていない「在来種」を多く栽培しています。

 

また、売店ではお茶の試飲サービスも行っており、登山を終えた体には嬉しい補給となります。

 

バイクの駐車場も完備

天空の茶畑

天空の茶畑

 

天空の茶畑には、それほど広い駐車場ではありませんが用意されています。

 

休日など混雑が予想される日は、地元のボランティアの方がいて駐車場へと誘導してくれるので安心。

 

バイクの場合は近くの神社境内の駐車場へ誘導されます。

 

林道からショートカット

天空の茶畑

 

「天空の茶畑」へは歩いて山頂を目指すのが一般的ですが、実は山頂の撮影ポイント近くまで林道が続いているのでバイクで近くまで行くことができます。

林道への入り口は駐車場を抜けた先の道路から上がれます。

 

分からない場合は、駐車場へと誘導している地元のボランティアの方々や売店で教えてくれます。

天空の茶畑

天空の茶畑

 

道路の幅は車一台分と狭く、途中までは舗装されていますが、日陰が多く車も通らないためか苔や落ち葉が目立つので走行時はスリップに注意。

 

また、山頂へ近づくにつれ未舗装のダートとなりますのでオンロードバイクではきつい展開が続きます。

 

なお、この林道は山頂で行き止まりとなり、そこから歩いて少し下ったところに「天空の茶畑」が見える撮影ポイントへと行けるようになっています。

 

まとめ

天空の茶畑

 

地元有志の方が遊歩道を整備してくれたおかげで見学しやすくなった「天空の茶畑」。

 

山頂から眺めるその光景は、思いのほか美しい風景を目にすることができます。

 

最近ではSNSやメディアなどで取り上げられていますが、他の有名な観光地などと比べるとまだまだ訪れる人は多くありません。

 

近くには薬草風呂が楽しめる「かすがモリモリ村」や「さざれ石公園」など珍しいスポットもあるので、ツーリングのメニューに組み入れながらこの絶景を是非、見に行ってみてください!

 

天空の茶畑へのアクセス

揖斐川町春日地区を流れる粕川沿いを走る県道32号線から春日六合地区へと入る道があるので、案内板に従って道なりに進めばOK。

 

道中は細い道が続いたりして本当にこの道で大丈夫なのか不安になってきますが、ひるむことなく進んでください。

 


 


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