自然の神秘が見られる飛騨大鍾乳洞へツーリング
飛騨大鍾乳洞は、1965年に岐阜県高山市丹生川町で大橋外吉(おおはしとよし)氏によって発見された鍾乳洞です。
この鍾乳洞の全長は1,800mほどあり、その内の800mほどを整備し観光用の鍾乳洞としてオープンしました。
標高900mほどの山間の中腹部にある飛騨大鍾乳洞は、日本にある観光鍾乳洞の中では一番標高が高い場所にあるそうです。
いざ!鍾乳洞内部へ!
飛騨大鍾乳洞へ入るには隣にある「大橋コレクション館」から入場する必要があります。
大橋コレクションとは、飛騨大鍾乳洞を発見した大橋外吉氏が集めた美術品や化石などのコレクションを展示している博物館で、過去には展示してあった重さ約100sの金塊が営業中のわずかな時間の間に盗難被害にあい、全国にニュース報道されました。
大橋コレクション館の詳しい記事はこちら→金塊盗難事件のその後?大橋コレクション館
かつては海底だった
鍾乳洞内は第1洞から第3洞までの3つに区分され、所々で様々な鍾乳石を見ることができます。
また、この鍾乳洞内からは約2億5千万年前のウミユリやサンゴの化石などが発見され、かつてこの一帯は海の底だったことがわかります。
鍾乳洞内は比較的綺麗に整備され足元は良くなっています。
洞内の平均気温も12度ほどで、夏の暑いツーリング時に入れば爽快な気分になりますね。
鍾乳洞は赤や青でライトアップされていますが、これはコケなどの繁殖を防ぐためとのことです。
足場は良いとはいえ所々急な坂や階段があり、洞内全体を歩くには30分ほどかかるので、このように足腰に自信の無い方は洞内の途中から抜け出せるようになっています。
洞内では飛騨高山の地酒の低温貯蔵庫があります。ここの地酒は鍾乳洞の外にある土産店で取り扱っていました。
また、洞内ではウドの栽培もされているようで、観光の他にも色々な用途で使われている鍾乳洞のようです。
大橋コレクション館にはバイクの専用駐車スペースがあります
飛騨大鍾乳洞の駐車場は大橋コレクション館と共通になっており広く舗装も綺麗にされています。
バイク専用のスペースも用意されており、日除けや雨除け用に使えるので真夏の炎天下時や急な雨でも安心して駐車できます。
また、この駐車場にはお土産店や売店、喫茶・食事処が立ち並び、ちょっとしたドライブインのような感じになっています。
観光案内所もあるので、周辺の観光地(平湯温泉や高山の町並みなど)の情報を手に入れておくのにも便利な場所となっています。
まとめ
長い時を経て自然が生み出した飛騨大鍾乳洞、入ってみればその神秘的な雰囲気に魅了されます。
飛騨大鍾乳洞と大橋コレクション館は高山市の古い町並みから平湯温泉方面へ抜ける道中にありますので、ツーリング時の計画に入れてみてはいかがでしょうか。
- 住所:岐阜県高山市丹生川町日面1147
- 電話:0577-79-2211
- 営業時間:4月〜10月まで8時〜17時(閉館17:30)、11月〜3月まで9時〜16時(閉館16:30)
- 定休日:年中無休
- 入場料:大人(高校以上)1,100円、小人(小・中学生)550円
飛騨大鍾乳洞・大橋コレクション館共通です。
大橋コレクションの詳しい記事はこちらを参照→金塊盗難事件のその後?大橋コレクション館
飛騨大鍾乳洞・大橋コレクション館へのアクセス
高山市街から国道158号線経由で約30分ほど(国道には飛騨大鍾乳洞入り口という大きな看板が立っています)。
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