絵画の世界から飛び出した通称「モネの池」

絵画の世界から飛び出した「モネの池」

クロード・モネが描いた「睡蓮」そっくりの「名もなき池」(通称、モネの池)

モネの池

 

岐阜市方面から山県市を抜け関市洞戸・板取地区を走る国道256号線は「あじさい街道」とも呼ばれ、その名の通り紫陽花が咲く季節になると洞戸地区から板取地区にかけて道沿いに沢山の紫陽花が咲きはじめツーリングを楽しませてくれます。

 

その街道の道中に、今話題の通称モネの池が存在し、その池の姿がフランスの画家クロード・モネが描いた「睡蓮」に似ているとSNSやメディアで紹介されると、たちまち人気となり毎日大勢の観光客が押し寄せるようになりました。

 

もともと観光の目的で作られた池ではなく、近くにある根道神社の「名もなき池」としてひっそりと存在していましたが、メディアにより話題となったためそのまま「モネの池」と呼ばれるようになりました。

 

モネの池

 

池では常に湧き水が流れ込み、湧水池となっているので水温も年間を通して安定しているようです。

 

また、池には沢山の鯉が泳いでいますが、その中に頭にハートマークがついている鯉がいるようで、「見ると恋が成就する」という噂が立ち(笑)、この日も多くの観光客が探しているようすでした。

 

この池では鯉にエサを与える行為は水質が悪くなるという理由で禁止となっています。

 

根道神社

 

池のすぐ近くに根道神社(ねみちじんじゃ)と呼ばれる歴史も古く地元の人たちに長く信仰された神社がありますが、今ではこの「モネの池」のほうが有名となり、根道神社はすっかり脇役となってしまった感があります。

 

モネの池売店

長良川水系板取川

 

モネの池周辺ではお土産や花苗なども販売されています。ここを運営する「フラワーパーク板取」の人が、雑草で生い茂った池を清掃しスイレンなどを植えて綺麗にした結果、偶然にもモネの池のように綺麗になったということです。

 

近くには長良川の支流、清流板取川が流れており、あじさい街道も板取川に沿って走るようになっている快走路なのでツーリングに向いています。

 

特に夏のシーズンはバーベキューやキャンプ、アユ釣りなどで人気が高く、ツーリングを兼ねたアユ料理やバーベキューなどを楽しんでみてはいかがでしょうか。

「名もなき池」(通称、モネの池)へのアクセスとバイクの駐車場

モネの池のバイク駐車場周辺

 

国道256号線(あじさい街道)沿いにあるため場所はすぐに分かります。

 

駐車場もバイク専用の駐車場というものはありませんが、誘導員がいるので指示に従えばOK。道路脇のスペースへと誘導される場合が多いです。

 

夏場になると多くの人が板取川へとバーベキューやアユ釣りに訪れ、路上駐車が目立つようになります。見通しの悪いコーナー先に車が止まってたりするので注意が必要です。

 


 


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