農村景観日本一展望所へツーリング
岐阜県恵那市岩村町富田地区には農村景観日本一となる風景が一望できる展望所があります。
ここはバイクツーリングでも比較的良く利用する国道363号線沿いに登り口があり、ここから眺める田園は総面積約150ｈａと、岩村町の約半分を見ることが出来るそうです。
そもそも「農村景観日本一」とは、平成元年に全国の環境問題を専門に研究している、京都教育大学の木村教授から頂いたものだそうで、それをマスコミが一斉に報道したため一躍脚光を浴びることとなりました。
なお、岩村町のこの景観は、「第７回、日本のむら景観コンテスト」の集落部門で農林水産大臣賞（最高賞）を受賞しているそうです。
景観が望める展望所は、小高い山（丘）の上に設置されているので、ちょっとした登山道を登る必要があります。
展望台までの距離はそれほどあるわけでもなく、また、歩道も整備されていますが、全体的に急勾配となっているので小さな子供や年配の方には、少しきついかもしれません。
登る際にはツーリングブーツタイプよりシューズタイプといった動きやすい靴がおすすめです。
頂上には地元住民の協力により展望所が設けられ、日本一の風景を眺めることができます。
盆地となっている岩村地区では田畑を中心に、昔ながらの農家や土蔵などがポツポツと点在する農村景観が広がっています。
周囲には里山らしさが感じられる低い丘や、遠く三河・尾張地方と境を接する山々が見えています。
展望所には屋根がありますので、雨の日でも写真撮影や暑い夏の日差しなどを避けるには最適。
また、四季折々の風景、そして早朝から夕方までと、タイミングによっては様々な景観を見せてくれます。
風景を楽しみながらお弁当やちょっとしたお菓子なんかを持ってきている人も見かけましたので、ツーリングの途中に立ち寄って休憩もおすすめです。
農村景観日本一展望所へのアクセス
中央自動車道・恵那ICから国道257号から国道363号を岩村方面へ約10kmほど。
展望所の脇に駐車スペースがあります。
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